言えない

もともとそんなに滑舌がいい方ではないのだけれど、ほんとうに苦手というか、ちゃんと言えないというか、ゆっくり一語づつ丁寧に発音しないと、まともに言えない単語がある。

それは「手術」。

これはほんとうに言いにくい。いまに始まったことではなく、ずっと言いにくい。そんなにしょっちゅう使う単語でもないのだけれど適当に喋っていると「すずつ」になってしまう。そう考えると、ごくシンプルな話で「シャシィシュシェショ」がとにかく言いにくい。早口言葉でも「生麦生米生卵」はまだいいのだけれど「除雪車除雪作業中」とかになるとヤバい。

そもそも「カツゼツ」も言いにくい。この場合は「ゼ」が引っかかる。気を抜いて喋ると「カトゥデェトゥ」になりかねない。まあそれでも「シュジュツ」ほどではないけれども。たぶん「ザジズゼゾ」が鬼門っぽい。

あと、何気に難関なのが「らりるれろ」のラ行。なかでもさらに「りゃりゅりょ」になるともう一段難易度が上がる。例がくだらなさすぎてアレなのだけれども、たとえば「ギリギリガールズ」とか、気を抜いて言うと何気に難易度高め。しかしインターネット時代はありがたいことに、ちょっと検索すると、滑舌対策のページがいくつもヒットするし、そこに記されていることを試すと、たいてい実用性が高くてありがたい。たとえば、たまたま検索してヒットしたサイトで、女子向けサイトっぽいけれど、即効性があったページが以下。

i-voce.jp

べつに自分はこのサイトの回し者でも何でもないけれども、このページに書かれているのは本当にかなり即効性があった。ただ、夜中にひとりでコンピュータの画面に向かってブツブツ言っている姿は、他人視点を想像するとかなり恥ずかしい。幽体離脱をしてこんなことをしている自分を見させらるのはちょっと勘弁してもらいたい。

何はともあれ。
とりあえず、ヤバそうなワードは、ゆっくり、そして息を吐きながら喋れば、まあなんとかなる。「シュジュツ」も「カツゼツ」も、ゆっくり、そして意識的に息を吐きながら発声すれば、まあまあみっともなくない程度には言える。

それでも滑舌がイマイチであることの自覚はあるので、周りに誰もいなくて一人で暇な時には、舌や表情筋を動かすトレーニングや顔のマッサージっぽいことはしている。

以下18禁。
ただ、舌使い自体は「めっちゃ上手いw」とか「めっちゃ気持ちいいw」とかよく言われるのだけれどもw 以前「オンナで食っていけるよw」というイミフな太鼓判を押されたこともある。或る女の子曰く舌のカタチがヤバいらしい。本当か嘘か知らないけれど、滅多にいないタイプの舌らしく、「ベロ見せて」と言われて「ほれ」とあかんベーしたら「あ、やっぱりw そのタイプの舌、めっちゃ気持ちいいのよww」と妙な納得をされた。