ここ最近

近年最高レベルでテレビを観ている気がする。相変わらず自分の中の韓国ドラマブームが続いていて、今年の初め頃から観始めたドラマ群(「ファントム」や「マッド・ドッグ」など)は終わったものの、新たに「ジャスティスー検法男女ー」「浪漫ドクター キム・サブ」「ミッシング ~彼らがいた~」などが始まっていて、途切れることがない。尤も自分が観ている韓国ドラマはどれも旧めではあるのだけれど、これまで全く観ていない自分的には新鮮なので、面白くて仕方ない。もう終わってしまったけれど、「ペガサスマーケット」なんて、ふつうならまず観ないジャンルなのに、かなり楽しめた。後枠の「ガウス電子」もめちゃくちゃ面白い。

というか、とにかく単純に、韓国ドラマは女優さんがみんな美人なので、ひたすら眼福。たとえお直し済であったとしても、どのみち画面越しに見るだけだから、別に関係ない。「ペガサスマーケット」も、チョ代理役のチョン・ヘソンが美人で可愛すぎた。今観ている「キム・サブ」に出ている ソ・ヒョンジン、「ジャスティス」に出ているチョン・ユミ(カタカナ表記だと同業で同名の人がいてややこしいけれど)もくっそかわいい。

韓国ドラマなんて一昔前の「冬のソナタ」の頃に「オールイン」や「天国の階段」や「ホテリアー」などを観ていたけれど、その後ぱったり観なくなってしまったから、そのへんで時間が止まっている。なので、今BSで放送されているちょっと古いドラマでも、自分的には新しくて、面白く観られる。ただ、これは前にも書いた気がするけれど、韓国ドラマはどれも吹き替えではなく字幕なので、韓国語なんて何を言ってるのかさっぱりわからない自分には「ながら見」ができず、時間を完全にテレビに取られてしまう。「アニョハセヨ」「ケンチャナ」「アゲスミダ」「アラッソヨ」くらいしかわからないから、ずっと画面を見ていないとすぐ話についていけなくなる。

そして、何より。

これら韓国ドラマに加えて、ちょっと前からBS日テレで「あぶない刑事」が月金で始まってしまったから、こちらも毎日録画して観ているため、もうレコーダーが大変なことになっている。

それにしても、やっぱり「あぶない刑事」は面白い。放送時はまだ免許が取れる年齢ではなかったので、「カッコええ」と思いながら見ていたクルマがいろいろ出てくるし、これくらい時代が前になると街の景色自体を楽しめる。しかし、430やY30のセドグロは流石に古臭く見えるのに、レパードの格好良さは異質。しかも、今更ながらの発見もあった。それは、最初の頃はダンディ鷹山もセクシー大下もトオルのことを「町田」と呼んでいたこと。イメージではいつも二人とも「トオル」呼びなので、なんか変な感じだった。それと、自分でも意外だったのだけれど、話をぜんぜん覚えていない。オープニングや、エンディングの「冷たい太陽」の映像なんかは完全に記憶のままなのだけれど、エピソードに記憶がない。そして、やっぱりこの頃の浅野温子は超かわいい。そのへんの女人とはレベルが違う。

あと、ドラマとはぜんぜん関係ないけれど、たいして期待せずなんとなく録画しておいて観た「すずめの戸締り」が想像以上に良かった。ただアニメなんかほとんど見ないし、まったく詳しくない自分的には、ジブリ感が強いというか、この人の映画は初めて観たのだけれど、たぶんめちゃくちゃリスペクトしているのだろうな、とは思った。いろいろな場面で、(千と千尋か?)とか(もののけか?)とか(ナウシカか?)とか、ついそう思ってしまうくらいオマージュが凄かった。

(敬称略)