超久々に

「相棒」を観た。理由は、単純に亀山再登場だったから。「相棒」は寺脇さん降板後も、及川さん、成宮さん、反町さんと一応は観ているけれど、ちゃんと1シーズン完走したことがない。たいてい交代直後に数回見て、離脱。もともと「相棒」は、放送開始当初から亀卒業、片棒時代、そして神戸版の途中くらいまでは、ちゃんと観ていた。でも、だんだん観なくなっていき、一時期、とくに説教くさいというか社会風刺強めの回とかがあって、完全に嫌気がさし、ほぼほぼ「相棒」からは離れた。

しかし今回超久々にシン亀山版相棒を観て、やっぱりこのコンビはしっくりくるわ、と思った。他の人が悪いというわけではなく、思い出補正云々とかも別にして、毎週観ていた頃の雰囲気に引き戻された。このツーショットの安定感はハンパない。まあ、水谷さんも寺脇さんも以前よりは確実に歳をとっているけれど、それは当然。それでも、二人とも確実に実年齢より若々しいし、格好良い。ストーリーは相変わらずだったけれど、次回は続きだし、おそらく今回はこのまま毎週観続けて完走すると思う。

というか「相棒」に限らず、ふだん地上波のドラマは、ほとんど観ていない。ここ数年で全話観た地上波の国内ドラマは「遺留捜査」と「サイレント・ヴォイス」くらい。どちらも栗山さんが出ているから観ていただけ。

ただ地上波でも、海外ドラマならNHKで日曜の夜にやっている枠は毎週録画して観ている。前の「スーパーマン&ロイス」、そして最近終わった「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」は、面白かった。とくにアストリッドは、妙に愛すべきキャラだった。尤もあの役柄の魅力は日本語吹き替えをやった貫地谷さんの力によるところが大きそう。役の雰囲気に声のトーンや台詞回しがめちゃくちゃハマっていた。同じ枠でいま始まっている「DOC」というのは、録画してあるだけでまだ観ていないので、面白いのかどうかわからない。