激減

というのはちょっと大袈裟だけれど、ふと気がつけば、毎週ちゃんと録画して観ているテレビの番組がかなり減ってきている。それは、こちらがいろいろな番組に飽きたとか嫌いになったとかではなく、いつの間にか番組がどんどん終了していっているのか、気がついたら録画の予約リストがスカスカになってきた感じ。

基本的にテレビはほとんどBSばかり観ている。地上波はバス旅系とか警察24時系とかドラマくらい。ドラマは今期「遺留捜査」と「24 JAPAN」を観ているけれど、「24」はなんとも締まらないままそれでもどうにか完走できそうで何より。観ているこちらもほぼ惰性でなんとか完走できそう。というかもはや日本人が精一杯アメリカンを演じているネタ感を楽しんでいる気がする。逆に「遺留捜査」はシンプルに安定の面白さ。

で、BSも、一時は紀行系の番組が多くていろいろ観ていたけれど最近は減る一方で、毎週録画している番組がほんとうに少なくなってしまった。基本的に好きなジャンルは「紀行モノ」と「歴史モノ」だけれど、レギュラー番組で録画して観ているのは順不同で「にっぽん!歴史鑑定」「英雄たちの選択」「京都浪漫 悠久の物語」「京都ぶらり歴史探訪」「ヒューマニエンス」くらいで(とはいえこのへんは再放送も多い)、内容によって「BS世界のドキュメンタリー」「アナザーストーリーズ」とか、そんな感じ。あとは、月イチの「グレートトラバース」。そして、そのうち始まったら「こころ旅」。まあこの程度。

単発だと、映画をよく観るけれど、これも最近はあまりパッとしない。地上波なんか月に数本しかやってない感じだし、しかもほとんど食指が動かず、かといってBSも一時期より確実に観たいものが減っている。個人的にロマンス系とか西部劇系は苦手で、アクションとかスパイとか、そのテのモノが好みなのだけれど、あまり放送されない。

尤も一日の中でテレビをちゃんと観られる時間なんて平日はせいぜい二、三時間程度だから、そんなにたくさんあっても在庫が溜まっていくばかりで、それはそれで消化することが大変になるだけなのだけれども。まあ実際、嘗てDlifeで海外ドラマを録画していた頃は視聴が全然追いつかなくて、なんか再生に追いまくられている感じだった。だからDlifeが終了したら、録画する番組がかなり減った。でも今は、その時以上に減っている感が強い。

それにしても、なぜかBSは再放送の時に番組表に[再]のマークを付けていないことがけっこうあって、地味に困る。とりあえず何でも録画しておいて後から観るので、いざ再生すると「これ、前に観たやつやんけ」ということが少なくない。

ところで、たまに昼間の古い2サスを録画することがあるのだけれど、まあCMが酷い。一応、録画したものは全部CMをカットしたうえで保存しておくので、2サスもそうするのだけれど、するとどうしても目に入ってしまう。で、何が酷いかというと、なんというかCMのターゲット層なのだろうけれど、とにかくシニア層の不安を煽りまくっていて有害そのもの。老化や病気という生きていれば避け難い生活に関するカネの不安を煽り過ぎていて、とにかく不快。毎日刷り込まれるようにあんなCMばかり見せられていたら頭がおかしくなりそう。