正解などあるのだろうか

と、最近、あることについて考えた。

それは何についてかというと、メントスの食べ方について。つまり、メントスの食べ方に正解ってあるのだろうか、と疑問に思った。メントスって不思議なお菓子で、時々無性に食べたくなる。で、食べたくなったら買って食べるのだけれど、いつも一粒を口に放り込みながら、これってどうやって食べるのが正解なのかしらん? と考えてしまう。

メントスって、いちおう包装紙に記されている小さな文字によると名称は「キャンディ」になっているのだけれども、ガムのような感じもあって、カテゴリがいまいちわかりにくい。そのため、食べ方もいまいちわかりにくい。ガムなら「噛む」、キャンディなら「舐める」が正道だと思うのだけれど、メントスはどちらともいえない感じがあって、どう食べることが正道なのかわかりにくい。ただ、なんとなく純粋な「キャンディ」とは認めにくい。といいつつ「じゃあガムか? キャンディじゃね?」と問われれば、「まあキャンディか」と答えざるを得ない面は否定できない。

ちなみに自分の食べ方は、最初は舐めて、ちょっと柔らかくなってきたら、「舐める」に「甘噛み」を加えつつ、口の中でコロコロと転がす。このとき、ガッツリは噛まない(ガムと違って強く噛むと歯にくっついたり、歯と歯の隙間に入り込んで舌では取れなくなってしまう)。なので、あくまでも奥歯で甘噛みしたり、口蓋と舌で圧したりしつつ、だんだん小さくなっていく過程を経て、最終的には前歯も含めて小刻みに噛み、感覚としては「口蓋と舌でぺったんこに擦り潰す」という感じで、気がつくといつの間にか消滅していて、食べ終わっている。

自分はたいていこのようにしてメントスを食べるのだけれど、これが正解なのかどうかはわからない。ただ、こう考えると、最終的には「舐め」て消滅しているので、やはりキャンディか、とは思うものの、その過程においては甘噛みとはいえいちおう何度も「噛ん」でいるのでガムっぽさもあり、一概にキャンディとも言い切れず、正しい食べ方がわからない。なんなら最初から最後まで「舐め」続けることも、「噛み」続けることも、可能といえば可能だけれども、そのように食べる人はあまり一般的ではない気がする。

それでもメントスとガムでは、明らかに違う点がある。それは、タブレットタイプのガムなんかは二粒三粒同時に口に放り込んで噛むことがあるけれど、メントスは一個しか食べないということ。まあこれは単純にメントスの方が一個が「大きい」ということもありそうだけれど。それを考えると、キャンディも同時に何粒もは食べないので、やはりカテゴリ的にメントスはキャンディか、とは思う。ただし、メントスって変な麻薬性というか軽い中毒性あるので、ついつい二、三粒は続けて食べてしまうことが多い。ガムやキャンディを続けざまに食いたくなることってまずない。キャンディは口の中が緊張などで渇いている時とか、ガムは運転中の眠気覚ましとか単なる暇つぶしとかで、続けて舐めたり噛んだりすることがたまにあるけれど、別にメントスのように食べたくて食べるわけではない。だいたいガムやキャンディを「食べる」とはあまり表現しない気がする(というかガムはそもそも食べずに最後は吐き出すし)。しかしメントスは「食べる」。

そのへんも、メントスの謎のひとつ。