むしろ「フツウ」がいい

数年前から、そんなに熱心ではないけれど、神社に参拝した時には御朱印をいただいている(ぶっちゃけ感覚的には「集めている」だけれど)。ただ、このところやたらといろいろなところで「限定御朱印」なるものがあって、これがどうにも白けてしまって、「べつにフツウの通常版でええのに」と思いながら敬遠してしまう。

というか、自分の場合は、限定ではなく、むしろフツウの御朱印が欲しい。なんか大々的に「ナンチャラ限定御朱印」とかいって、文字が金色だったり、絵が描かれていたり、そういうものを配っているところを見ると、いやらしいとは思うけれど「神社(お寺)さん、いい金脈を見つけましたね」くらいにしか感じない。ましてその限定が通常版より少し高い特別価格だったりすると、「要らんし」と思ってしまう。

だから、基本的に自分の御朱印帳に限定御朱印はない。たまたま参拝した神社で、たまたま「今月の御朱印です」みたいなパターンはあるけれど、わざわざ狙って行ったわけではないし、特別料金も払ってはいない。

もちろん、欲しい人はもらえばいいし、「限定」に血眼になるのも全然アリで、べつに批判する気もなければ、否定する気もない。配る方も貰う方もそれで充たされるなら何の問題もないし、好きにすればいい。ただ、自分のように御朱印を集めていても「限定」にはとくに興味のない奴もいる、というだけ。ま、少数派かもしれないけれども。

しかし。

このところの暑さはまさに殺人的。さすがにここまで"熱い"夏は記憶にない。トチ狂っているとしか思えない。「もうマジでそろそろ勘弁してください」という感じ。というか『暑さ寒さも彼岸まで』とよく言われるけれど、「涼しくなる」という状態が想像できない。