ゲンマイ

最近、うちでご飯を食べる時は、玄米にしている。といっても、自慢ではないけれどうちには炊飯器というモノがないので、レンジでチンするパックの玄米。ご飯というか米はほんとうにあまり好きではないので、炊飯器がなくても全く不便ではない。ご飯が食べたければ、玄米ではなく白米でもレンチンのパックで事足りる。レンチンのご飯だって、ふつうに美味い。レンチン以外の温かい白いご飯が食べたければ、スーパーか弁当屋でご飯だけ買えばいい(買わないけれど)。だいたいうちでごはんを食べるときは基本的に主食抜きのおかずだけなので、米を食べる機会なんて月に数回しかない。どうせ炭水化物を摂るなら米ではなく麺類かパンの方がいい。

で、玄米が不味ければ論外だけれども、ふつうに美味い。これが麦飯までいくと、なんとなくムショの臭い飯チックになりそうなので、あまり食べたくない(刑務所や拘置所に入ったことはないので実際の味は知らないけれど)。ただ、実家で白いご飯に麦飯を混ぜたものを食べたことあるけれど、違和感はなく美味かった。麦度が高くなると印象が変わるかもしれないけれど、五分五分で混ぜるくらいだったら、べつにぜんぜん不味くはなかった。同じく家で食ったマンナンヒカリもふつうに美味かった。

因みにレンチンの玄米は、玄米100%。それでも、ぜんぜんクセもなく、ふつうに食べられる。最初は、食えるかな? と思ったけれど、実際に食べてみたら、杞憂に終わった。

玄米に手を出した理由は単純にダイエット目的だけれど、白米に比べてべつに低糖質・低カロリーというわけでもなさそう。いろいろ調べてみると、食物繊維がどうのビタミンがどうのとメリットがいくつか挙げられているけれど、正直よくわからない。しかし食べてみると、体重という数値でけっこう簡単に実感できる。というのも、玄米を食べたからといって即座にガツンと体重が減るなどという夢のようなことが起こるはずはないものの、なぜか、食ったからといってその分増えることもあまりなくなる。つまり、夕食にカレーライスなんかを玄米で食べても、体重増加に直結せず、翌朝、現状維持か、増えていても誤差の範囲内、下手したら落ちていることがある。

まあ、もともと米があまり好きではなく、魚沼産コシヒカリだの炊きたての銀シャリだの高い寿司だの、そういうものにまるで惹かれず、別に好きでもなければ、高い米と安い米の違いもよくわからないバカ舌なので、玄米にまったく抵抗がない。臭みがあったら無理だけれど、レンチンのパックは「米に色が付いとるな」と思うだけで、とくに違和感はない。

たとえばおにぎりなんて、最近妙に専門店があちこちに増えている気がするけれど、コンビニで充分美味い。どのチェーンのコンビニでもとりあえずツナマヨを食っておけば間違いがない。もちろん専門店のおにぎりも、食えば美味い。ただ、米自体がそれほど好きではない人間なので、おにぎりは、専門店でもコンビニでもどちらでもいい。というか、もともとおにぎりをあまり食べないけれど。コンビニの食い物ではアメリカンドッグがいちばん好きだし。

とにかく、とうぶんうちでのご飯は玄米を続ける予定。というか、やめる理由がない。