買い物リスト

もちろん人それぞれ感覚は違うだろうし、使い方の違いもあると思うけれど、個人的に簡単な買い物リストは電話のアプリよりメモ帳や紙切れの方が使いやすい。実際、スーパーとかドラッグストアとか百均とかで何点か買う時は、小さいメモ帳(ロルバーンのミニ)に書くか、ロディアのメモなどにざっと書き出して一枚引きちぎり、店ではそれらを見ながらバスケットに商品を放り込んでいく。むろん別にリスト系のアプリでもいいのだけれど、店では電話より紙の方が使いやすい。ただふだん持ち歩いているレギュラーサイズのトラベラーズノートは使わない。あれはリスト系のメモにはデカくて向いていないというか、単純に使いにくい。買い物の際の店頭などであんな大層なノートはいちいち開いていられない。

とはいえ、リストは紙専門というわけではなく、電話のアプリを使わないことはないし、いつ買うかは決めてないけどとりあえず覚書としてメモっておこうみたいな時には使っている。因みに使っているのは、かなり先行き不透明だけど、もう何年もWunderlistというアプリ。これは無料でMaciPadiPhoneで同期できるし、ウェブブラウザから項目を共有で放り込めるし、デザインもクール。だからたいていのリストは、これで管理している。買うものリストは店別にしてあり(百均、スーパー、ドラッグストア、アマゾン、コストコ みたいに)、買い物系以外には、やることリストみたいなものから、読みたい本、積読状態の本、テレビで録画したい番組みたいなショーもないものまで、各リスト化して放り込んである。

それでも、店で実際に買い物する時に参照にするのは手書きのメモ。なぜかわからないけれど、アプリじゃない方が使いやすい。で、買い物が終わったら、一枚の紙切れメモの場合はそのままくしゃくしゃと握り潰してゴミ箱に捨ててくる。

また、どうでもいいことだけど、旅行のプランを作るときは、似たようなリスト系のアプリでも、WunderlistではなくTrelloというアプリ一択。行先別にボードを作って、とりあえず仮の大雑把なリストを作り、準備するモノやコト、行きたい観光地や店や買いたいモノなどをどんどんカードで書き出して、そのリストに放り込んでいく。で、あとでちゃんとしたリストを作り直し、整理。最終的には日程を組むところまでやれる。これも基本的に無料で使えて、各デバイスで同期できて、各カードにはメモ以外にも地図やリンクも置けて、かなり便利だと思う。

それにしても、いまラグビーのワールドカップをやっているけれど、ニュースで見て(興味がない、というか選手もルールも何も知らないので試合は全く見ていない)、ラグビーのファンがこの国にこんなにたくさんいたのか、と驚いた。人気を侮っていたというか、正直「どうせ会場はどこもガラガラで閑古鳥が鳴きまくり、メディアがせっせと煽っても試合の視聴率なんて惨憺たるものだろう」と舐めていた。しかし蓋を開けてみたら会場は満員、視聴率は絶好調で、素直に「ごめんなさい」という感じ。それにしても熱狂的に応援している人たちって、野球やサッカーのようにプロのリーグがあるわけでもないのに、ふだんどうしているのだろう? と疑問には思った。

でもって、このところ耳にする度にうんざりした気分にさせられる言葉が「イートイン脱税」。誰が考えたのか知らないけど、こんなアホくさい言葉を得意げに使って喜んでいる奴らは馬鹿だと思う。ちょっと冷静になってみれば大の大人がバカみたいじゃないか、と。コンビニの支払いの2%の差なんて、いったいいくらなんだか。そもそも客は代金を支払ってレジを通っている時点で8%は払っているのだから脱税ではないし、店は8%で預かった額をそのまま納めるだけだから何の問題もない。買った客がどこで食おうと店にも他人にも全く関係ない。この手の混乱はこんなくだらないことで差別化している制度の欠陥。外食の規定を「コンビニやスーパー等食品を扱う小売店のイートインは除く」にすればいいたけ。それで簡単に解決。