最後のひと枠

日本の三大名探偵は? という問いの解答は基本的に「明智小五郎」「金田一耕助」「神津恭介」というのがもはや鉄板になっているし、「日本の名探偵」みたいなワードでググればあっさりとその三人の名前が挙げられる。

でも、世代間ギャップかもしれないけれど、自分的には「明智」「金田一」に違和感はないけれど、「神津」はイマイチ馴染みがなく、三人目の最後のひと枠がちょっと微妙。というか、三人目は、人によっていろいろ変わってきそう。単純に知名度でいうなら2サスの影響が大きいだろうけれど探偵としては「浅見光彦」の方が今では有名かもしれないし、個人的な趣味なら「御手洗潔」や京極堂の「中禅寺秋彦」を入れたくなる。また漫画から持ってくるなら「江戸川コナン」くんは他の追随を許さず圧倒的。

まあ自分のミステリに関するテリトリは狭いし、そんなに知らないので、他にも「名探偵」設定のキャラクターはいるかもしれない。ただ、いずれにしても、「明智」「金田一」以外のもう一人の枠は、なかなかの争奪戦がありそうな気はする。

これが日本限定ではなく「世界の三大名探偵」となると、たぶん、シャーロック・ホームズエルキュール・ポアロエラリー・クイーンになる。ただこちらも、この鉄板の三人以外に、ブラウン神父とかフィリップ・マーロウとかミス・マープルとか、なんならモンクさんとか、割り込んできそうな有名どころは多い。

また、探偵ではなく、「日本の名警察官」になると、もう群雄割拠で「三大」とかは全然言っていられなくなる。2サスの影響から知名度なら「十津川警部」「亀井刑事」はダントツだろうし、「棟居刑事」「狩矢警部」なんかも多分、そのへんのおじさんおばちゃん、じいちゃんばあちゃんでも知っている。推理小説原作の枠を外すなら、あぶ刑事のタカとユージ、西部警察の木暮と大門、相棒の杉下右京と亀山、古畑任三郎……など、もうめちゃくちゃになってしまう。また、漫画でもいいなら、両津勘吉知名度は凄まじい。ある意味、日本一有名な警察官って両さんだと思う。

それでも、両さんとか漫画やアニメはちょっと除外するとして、警察官で尤も知名度のあるキャラクターはやっぱり「十津川警部」だろう、と個人的には思う。逆に、ある程度以上の年齢の日本人で十津川警部の名前を知らない人っているんかな? という疑問すら浮かぶレベル。とはいえ「省三」という下の名前まで知っている人となると激減しそうだけれども。

ところで、世界の名警察官というか、有名な警察官って誰だろう? と考えると、やはりハリー・キャラハンとコロンボが圧倒的なツートップで双璧かと思う。

今更ながら

このところ韓国ドラマを見まくっている。日本のドラマなんて亀山薫復帰後の『相棒』しか定期的には観ていないけれど、今BSで毎日・毎週のようにやっている韓国ドラマをひたすら録画して、もう視聴が追いついていないくらい。しかも、どれもマジで面白いから困る。ただ字幕なので、ずっとテレビの画面を見ていなければならず、これが地味に辛い。画面から目を逸らしたら何を言っているのかさっぱりわからず、途端に話についていけなくなる。韓国語なんて「アニョハセヨ〜」「ケンチャナ」「カムサハムニダ」「ヨボセヨ」「アゲスミダ」「アラッソヨ」くらいしかわからない(と言いつつ細かなニュアンスまでは全然不明)。

因みに観ているのは、『ファントム』『アンダーカバー』『軍検事ドーベルマン』『マッド・ドッグ』『グッド・キャスティング』の5本。とはいえさすがに毎日観るのは無理だし、というかどれも一話完結ではなく続き物なので、何話か溜めてからまとめて観ている(『ファントム』と『アンダーカバー』には同じ俳優さんが出ていて続けて観るとバグるけれど)。自分はいわゆる「ラブコメ」みたいなのは好きではないので、これらはまあざっくり括ると「サスペンス系」(『グッド〜』はコミカル寄りだけど)。そして、日本のこういうカテゴリのドラマはろくに観ていないので適当なことを述べると怒られるかもしれないけれども、正直、この手のドラマのクオリティは韓国の圧勝だと思う。何せコリアンの女子は、お直し済だとしても、ヒロインがみんなかわいい、或いは美人。今観ているドラマの中では、『ファントム』の女刑事と『アンダーカバー』の女弁護士役の女優さんがマジ綺麗。男はまあ、どっちでもいい。ヘルメットみたいな髪型が多いし。それでも『アンダーカバー』の主役の男の人は格好いいと思う。

エンタメの分野で日本が韓国に確実に勝っていると思うのは、あくまでも個人的感覚だし、他にもあるかもしれないけれども、とりあえずアニメとロックバンド。アイドルはかなり厳しそうだけれど、ロックバンドって自分が知らないだけかもしれないけれど「韓国にもいるの?」というくらい日本の方が層が厚いと思う。ロックバンドに限らず、シンガーの分野でも、男なら小田、千春、さだ、女ならユーミン、みゆき、まりや、このへんのレベルは圧勝だと思う(ユーミンの場合は上手・下手は超越)。アニメも韓国産ってぜんぜん知らない。

ただ、ドラマや映画は、おそらく負けている。もちろん全面的敗北ではなく、個別には勝っているものもあるだろうとは思うけれど、全体的な印象として、ドラマ、映画、アイドルは、韓国優位っぽい。というか日本のアイドルなんて、女なら4648系、男なら旧ジャニーズ系がほとんどなので、バリエーションが少ない。とはいえ韓国のKPOPも、女はセクシーグループ系、男はLDHっぽい系で、似たような状況ではあるけれど。

まあそのへんはともかく。というか喧嘩しても仕方ないので。
とにかく、今自分が観ている韓国ドラマは、面白い。しかし、かといって日本が安易に設定とか丸パクしてドラマを作っても、悲惨な結果にしかならないと思う。たぶん、ちょっと前にやった日本版24の二の舞になるのがオチ。というか、日本のドラマはもうとりあえず「原作アリ」は、死人が出るかもしれないのでやめて、オリジナルで作った方がいい。『相棒』とか『古畑任三郎』とか、ちゃんとやればクオリティの高いものが作れるのだから。

保証期間

家電をはじめとして、当たり前だけれど、たいていのモノには「保証期間」というものがある。新品で買ったモノ、或いは有償の修理に出して戻ってきたモノ、どちらにもだいたい一年ほどの「保証期間」がある(修理の場合はそれより短い場合も)。だからというわけでもないけれど、AppleCareも一番最初にMacを買った時には入ったけれど、どのみち一年延長されても、そもそもその間にはまず壊れないので、アップル製品の何を買ってももう入ったことがない。

だいたいこれまでに「保証期間」内に何かが壊れて、無償で修理できたことなど一度もない。何かが壊れるのは、決まって「保証期間」が終わってから。しかも、ほとんどの場合「直すより買い換えた方が安いですよ」的なパターン。つまり例としては何かが壊れたとき「修理するなら三万、でも五万出せば最新型の新品が買えますよ」みたいなパターンが多い。とくに電化製品が壊れるときは、たいていこの買い換えコース。

もちろん中には、保証期間を過ぎていても、製品側で問題が発覚して、リコールか何かで無償修理になることはある。そして、このパターンなら、ふたつほど記憶がある。

ひとつは、白い初代のMacBook。これは本当に次から次へと色々なパーツに問題が出て、その都度ストアへ持っていき、ほとんど無償で修理した気がする。最終的にはパームレストまで新品になった記憶がある。ただ、あれはバッテリーが膨張しまくって、結局二回くらいバッテリーを買った気がする(初代はバッテリーが取り外せたので交換が安価で簡単だった)。ちなみにこの白い奴は、もうバッテリーは外していて付いていないけれど、電源ケーブルで繋げば今でも使えるので、当然OSの更新は切られていてクッソのろいけれど動くことは動くので、ファイル保管庫として時々使っている。

もうひとつはゲーム機のXbox。これもレッドリングだかで無償修理だった気がする。しかも修理に出してもまたすぐに同じ症状が出て、「また壊れた」と電話して送ったら、最終的には無償で整備品か何かの別の筐体と交換された。それ以降、故障はなかったので、どうやら自分が買ったのはハズレ筐体だったのかもしれない。ちなみに今現役で使っている自分的には二代目のXboxは故障知らず。というかゲームなんて「Forza Horizon」しかやらないけれど。

で、なぜ保証期間の話が急に浮かんだかというと、ちょっと前に、ワイヤレスイヤホンが、ある日着けたら、突然片方だけ音が小さくなってしまっていたというか、ほとんど聞こえなくなってしまっていたから。ただまあこれはもう結構古いので、当然保証なんかとっくの昔に切れていたし(そもそも保証書とかもない)、イヤホン自体は、昔のiPhoneiPodに付いてきたものやその他の有線があってType-Cへの変換アダプタもあるし、ワイヤレスもゲオで千円で買ったやつがあるので、まあ壊れたなら壊れたで修理に出す気なんかなかったのだけれど、タダなら話は別だし、一時期はなんとなくバッテリーがへたってきたような気がしていたけれど最近は「気のせいだったか?」という感じでふつうに使えていたので、「どうせ壊れるなら保証期間内に壊れろや」と思った。で、「結局、保証期間内に無償修理したモノなんて何もないな」と思ったというわけ。

しかしこのイヤホンの不調は、故障かどうかかなり怪しかった。というのも、片方だけ完全に聞こえなくなったわけではなく、微かに音は出ていたから。つまり、片方は正常に音が出ていて、片方だけ音量がめちゃくちゃ小さくなっていた。なので(壊れたなら、片方だけでも全く音が出なくなるのではないか?)と考え、ひとまず取扱説明書を見て再起動してみた。というかイヤホンの再起動なんて初めてやった。

しかし、変わらず。それでも、イヤホンはカナル型なので、とりあえずイヤーピースを外してみた。すると、軸の部分の内部にメッシュ状の膜が張ってあって、一見しただけでは特に異常はなさそうだったものの、メッシュの部分の目が相当細かかったので(もしかして埃か耳垢か何かで詰まっているのではないか?)と思い、どうせもう壊れているならダメ元だと開き直りつつ、綿棒にアルカリ電解水を吹いてその部分を拭いたり、針の極細の先端でメッシュの部分が破れないように細心の注意を払いながらそっと外周や全体を突いてみたり擦ってみたり、エアダスターで吹いたりしてみた。

そうして、一通りやったあと、試しに音を出してみたら、なんと少し音が大きくなった。なので、(これは故障ではなく、どこかは特定できないもののどこかに何かが詰まっているだけかも)と思い、さらに入念に針の先端でメッシュ部分を全体的に慎重に刺すというか擦って、エアダスターで吹いた。

すると、やがてついに見事に音がちゃんと出るようになった。要するに、今回は故障ではなく、軸の中のメッシュの部分の目のどこかが埃か耳垢か何かで詰まっていただけだったっぽい。ただ、詰まっているものが埃なのか耳垢なのか、何かは特定はできなかったし、そもそも何かが詰まっていたとしても、詰まっている様子を目視では確認できなかった。それでも、何かが詰まっていたことだけは多分確かで、そこでふと考えてしまった。もしもこれが保証期間内で、修理に出したらどうなっていたのだろうか? と。つまり「壊れたぞ」と送ったはいいものの、向こうに着いてから検査され「故障ではなく、耳垢が詰まっていました」なんて返されたら、けっこう恥ずかしい思いをするところだった。

ところで、保証期間とは別の話なのだけれど、ユニクロの返品というか交換のシステムが何気にすごかった。というのも、或る子が、メンズとレディースを間違えて買ってきてしまって、家でメンズであることに気づき、まだ着ていないしタグも外していないしレシートもあるので、レディースと交換可能かどうか買った店に電話したらしい。そうしたら、接客で忙しいのか誰も電話に出ず、仕方ないので、家から近い別のユニクロに電話してみたらしい。そうしたら、その店では電話が繋がり、事情を説明したら、買った店ではないのに「お持ちいただけばこちらでも交換できます」みたいに言われ、実際にその家の近くの購入した店ではない店へ行って、交換できたらしい。

その話を聞いた時、シンプルに「ユニクロってすげーな」と感心した。未使用でレシートがあって買ってすぐなら購入した店で交換はできるだろうけれど、同じチェーンとはいえ別の店でも交換できるというのは想定外だった。

滅茶苦茶失礼ナ話ナノダケレド

最近、かなり多いというか、誰かと芸能界の大御所タレントさんとかの話になると、こういう会話になるパターンが多い。

「ていうか、まだ生きとんの?」

たとえばドラマとか映画とか歌謡界の話をしていて、その世界の大御所系の名前が出て「このところ、そういえば見かけんね」みたいな話になると、たいてい「まだ生きとんの?」という感じで会話が続くことになる。

海外の映画俳優でも、このパターンは何気に多い。
ショーン・コネリーって生きとんの?」「死んだわ」
ロジャー・ムーアって生きとんの?」「死んだわ」
「そういえばクロコダイル・ダンディの人って生きとるの?」「死んだわ」

逆に嬉しいパターンとしては、
クリント・イーストウッドってまだ生きとんの?」「監督やって、主演やって、馬にも乗っとるわ」
アル・パチーノってまだ生きとんの?」「ガキ作ってメッチャ元気にやっとるわ」
ということもある。

海外はともかく、個人的には、芸能人だと渡哲也さんが亡くなったときはガクッときた感があったのだけれど、実際、再放送の二時間ドラマなんか、主演級の俳優さんがどんどん亡くなっている。今では渡瀬恒彦さんも古谷一行さんもいないし、田村三兄弟ももう一人しかいない。ちょっと前に、田宮二郎主演の『白い巨塔』の古いモノクロの映画を観たのだけれど、たぶん出演者の九割くらいはもう亡くなっている。というか、切った張ったと威勢の良い昔の東映ヤクザ映画も、出演者はほとんど亡くなっている。高倉健さん、菅原文太さん、松方弘樹さん、梅宮辰夫さん、安藤昇さん(この人は元本物だけど)などなど。というか、懐かしCMとして有名な「バブルスター」に出ていた人たちで存命なのは北大路欣也さんだけになってしまった。

歌手でも、八代亜紀さんなんか、ぜんぜんまだまだだろうと思っていたから突然の訃報は結構衝撃的だった。

ここまでくると、「生きとんの?」と訊かれて、今のところ「元気にやっとるわ」と答えることができる芸能人さんたちには、ほんと死なないでほしい。例を挙げるなら、前述の北大路さん以外にも、里見浩太朗さん、小林旭さん、伊東四朗さん、北島三郎さんなどなど、子供の頃から大人でスターだった人たちには、なるべく長生きしてもらいたい。

あと、別枠というか別格で、上皇さまと上皇后さま。

とはいえ、ここで挙げた人たちは全員、個人的な繋がりは何もないけれど。

2サスの場合、原作者さんも壊滅への道まっしぐら。松本清張さんは別枠として、山村美紗さんは早かったものの、近年立て続けに、森村誠一さん、西村京太郎さん、内田康夫さん等、2サスの原作者で超ベストセラー作家さんが、どんどん亡くなっている。

しかし、避けようがないことだけれど、この後の十年後とか想像すると、そうとう空恐ろしい。
というか、想像したくない。
ま、自分が死んでるかもしれないけれど。

お気に入りの組み合わせ

たいして書くこともないし、字もヘタクソなくせに、意味もなくチープなノートやペンなどの文具が好きなので、まあまあいろいろな組み合わせを試している。

そんな中、今もっとも気に入っているのが、この組み合わせ。

コクヨ野帳ぺんてるのトラディオプラマン。

www.kokuyo-st.co.jp

この紙とペンの相性はけっこうクセになる。野帳は、現場作業人御用達のスタンダードな緑もいいけれど、個人的な好みはこのスタイリッシュカラーのシリーズのサルファイエロー(白もいいけれど)。いずれにせよ、取り扱い店舗がまあまあ限定的なので入手しやすさの点で若干ハードルはあるけれど、色がオサレだからといってオリジナルより高いということはなく、税別250円の同価格というのが好印象。自分は3割引きの事務用品店で買うので税込でも200円くらいで買える点も良い。

www.pentel.co.jp

そしてトラディオプラマン。これも良い筆記具。使い捨てではなく、リフィルを替えればずっと使える点もエコ。本体税込550円、替え用カートリッジ税込220円。こちらも3割引の事務用品店で買うので、野帳と一緒に本体を買っても千円以下(本体なんて買わないけれど)、それでいて書き心地はそうとう気持ちいい。ただでさえプラマンの筆記感はちょっと変わっているし(良い意味で)、なんか書いた字がちょっとだけマシに見えるようになる気もするうえ、野帳の紙との相性がかなり良く感じる。。さっと書いてパタンと閉じても反対側に移らないし(ちょっと裏抜けはするけれど、どのみち左側のページは使わないので問題ない)、インクの乾きを意識しなくてもいいから、それだけのことで小さなストレスがなくなって、なんかスラスラ書ける。字を間違えた時にフリクションみたいには消せないけれど、どうせ走り書きだからクチャクチャと塗り潰すように消せばいい。カートリッジの在庫がうちに3、4個あるので、本体もリフィルも当分買わなくていい。

いくら安くても筆記感にストレスがあるならやめたほうがいいと思うけれど、この組み合わせはコスパと筆記感のバランスが良くて、少なくとも自分は何の文句もない。てきとうな殴り書き系使い捨てメモには最適。因みに野帳は万年筆や水性ボールペンなんかとの相性も良い。ふだんのメモ帳としては、トラベラーズノートのパスポートサイズを軽量紙とブラスペンシルの組み合わせで持ち歩いているけれど、どうせ終わったら捨てるようなメモなら「野帳+プラマン」が今はマイブーム。野帳に書くようなことは、再利用しそうならコンピュータのノートアプリに転記するので、使い終わったらゴミで捨てている。でも他の高めのノート、モレスキンとかロルバーンとかトラベラーズノートのリフィルとかは使い終わっても捨てないので、IKEAの自分で組み立てる段ボール箱みたいな200円のボックス(アストリッドの職場の棚に並んでいるようなやつ)の中に大量にある。

因みに日常的な買い物リストみたいなものはダイヤメモのM。或いはロディアの11。で、どちらも買い物が終わったら、そのページは千切って丸めてポイ。まあぶっちゃけこの用途のメモ帳は小さくて縦開きで簡単にページが切り離せるなら何でもいい。ロルバーンのミニとかでもいいけれど(横開きだけど)、切り離して捨てていくとゴムが無意味になるし、本体がそんなに安くないので、買い物リスト系メモとしては勿体無い。そしてこの手のリスト系はアプリではなく、完全に「紙」派。無印で売っているチェックリストでもいいのだけれど(値段もダイヤメモと変わらない)、あれはちょっと縦に長すぎるからイマイチ手が出ない。

サラサラ

自分は全く意識高い系ではないので、ヘアケアとかスキンケアとかほとんど興味がない。それでも顔は脂性気味なので、気になるとたまに化粧水だけはパタパタやる。

で、まあまあいろいろ試してきた。中でもアクネバリアは結構良くてリピっていたけれど、普通のドラッグストアで扱っておらずいちいちロフトまで行かなければならないので面倒くさく、そのうちやめてしまい、このところはずっと洗顔料と揃えてオードムーゲを使っていた。

ただ、オードムーゲは良いと思うけれど、アクネバリアほどの爽快感はない。それでも、大人ニキビ(要は吹き出物)対策には効果がありそうだし、評判も良いし、使用感も良いので、使っていた。

しかし最近、店頭で「朝つけたら一日サラサラ」と謳っているローションを見つけた。正直(マジか〜?)と半信半疑に思ったし、もしもこれが聞いたこともないメーカーだったらスルーするところだけれど、ニベアだったので食指が動いた。でもまだその時はオードムーゲが残っていたので、いったんは買わず、無くなりそうになってから買い、無くなってから使い始めたのだけれど、最初の一回でびっくりした。何がそんなに違うのかわからないけれど、他のローションとはつけた感触からしてもう全く別物だった。

その商品は、ニベアの『モーニング10 オイリーブロックジェル』というローション。

www.nivea.co.jp

自分はべつにニベアの回し者でも何でもないけれど、これはかなり良いと思った。いつから販売されているのかわからないけれども、広告文句に偽りなしというか、ほんとうにテカリを抑えてくれるし、ベタベタしない。まあ最近使い始めたばかりなので、アホみたいに汗をかく夏場はどうなるかわからないけれど、脂性の人ってべつに冬でもテカるので、それが抑えられているだけでもそうとう好印象。

実際、ニベアでも脂性向けの別のローションというか化粧水があって、そちらも抑える効果を謳っていて、試したことがあるけれど、いうほどの実感はなかった(なのでリピなし)。しかしこのモーニング10は、ほんとうに抑えている感が実感できるレベルだからマジですごい。初めてアクネバリアを使った時も感動したけれど、これはその時の感覚を超えた。ただ、吹き出物にも効くのかどうかは不明。幸い、最近滅多に吹き出物はできないので、自分的にはサラサラ持続だけで充分。なんか知らんけど全力でブロックしとるな感がある。ただ容量が少ないのですぐ無くなりそう。それを考えるとまあまあ割高だと感じるけれど、効果が他とはダンチなので、無くなったら次もリピる予定。

因みに洗顔料は今もオードムーゲを継続。

警察24時系

ほとんど地上波のテレビは見ない自分でも、警察24時系はけっこう好物なので、観る。ただ、あの手の番組はいろいろな局で、しかもたいてい同じ時期にやるし、時間が長いので、録画しておいて観るけれど、まあまあ大変。たいていは、基本的に倍速で再生し、つまらない部分は早送りで飛ばす。そうしてようやく今頃、去年の年末と今年の年始にやっていたのを観終わった。それにしても、今回もどこも交通警察系が多かったけれど、いつもながら、スピード違反の取り締まりではちゃんと「×8キロ」とか「×9キロ」とか××キロ未満上限ギリとかで止めるあたり、思いやり検挙やなw と思う。だいたい高速でチンタラ走っている白か銀のクラウンを見たらアクセル緩めるのは常識。たまに警察ではなくジジイのこともあるけれど。あと、捕まえるのがかわいい女子の警察官だと、違反者で面倒くさいおっさんが少しは減ると思う。というか、正直なところ交通警察系は見ていてもあまり面白くない。でもこの頃の警察24時系は、ほとんど交通警察の広報番組に成り下がっている感がある。スピード違反・飲酒運転の取り締まり、白バイ隊員密着、……こんなのばかり。

やはり個人的に、警察24時系で取り上げる事案は、交通警察ではなく刑事課系か生活安全課系の事案、ぶっちゃけハレンチ系が絶対面白いと思う。要は、風俗店のガサ入れ系、痴漢・盗撮取り締まり系、下着泥棒系、この三本柱。逆にいうと、この系統の案件がてんこ盛りだと面白さが増す。かといって、同じ痴漢取り締まりとかでもYouTubeの私人逮捕のやつはつまらんから一切観ない。痴漢とか盗撮とかああいう取り締まりは警察官が職務としてちゃんとやるのを見るから面白い。というか素人に違法風俗店のガサ入れや、いつどこに現れるかわからない下着泥棒を捕まえるなんて、無理だし。

あと面白いのは、最近どこもぜんぜんやらない気がするけれど、名物デカ系。リーゼント刑事なんて退職した今、YouTubeをやっているけれど、よく観ている。あの人、スジが通っていて格好良い。

自分は親戚のおじさんが刑事だったので、警察に対する印象は悪くない。もちろん警察官の中にも良い人やクズみたいな奴やいろいろいろいてピンキリだろうけれど、全体的なイメージは悪くない。子供の頃、警察手帳の実物を見せてもらって、持たせてもらって「県警や」とか「ガサや、動くな」とか「公務執行妨害でパクるぞ」とか刑事の真似して遊んで気分が上がったし、当時テレビで『特捜最前線』をやっていて観ていたので、「特命捜査課ってあるの?」と訊いたら「そんなもんドラマの話で、実際にはないわ」みたいな答えが返ってきた会話を今でも覚えている。