いちばん面倒くさいこと

一日の中でいちばん面倒くさいこと。それは風呂の後、髪を乾かすこと。べつに潔癖症というわけではないけれど、風呂かシャワーは毎日、一日に一度は絶対に入りたいし、その際、髪も毎日洗わないと気持ち悪いので、風呂に入ったら絶対に洗いたい。百歩譲って風呂やシャワーはスキップしてもいいけれど、髪は毎日洗わないとすぐにベタベタする感じになってとにかく気持ちが悪い。

でも、洗った後の「ドライヤーで乾かす」という行為がひたすら面倒くさい。坊主とかベリーショートとかならタオルで適当に拭くだけでもいいだろうけれど、今はちょっと長めのボブなのでドライヤーは必須。そして、それが面倒くさくてたまらない。

ま、だったら短くすればええやろ、という話かもしれないけれど、今はまだそういう気になれない。それに、けっこう時間をかけて伸ばしたので、切るのは惜しい。

また、女子でもないのだからワイルドにタオルドライだけで済ますという手もないことはない。しかしそれは面倒を先送りにするだけで、寧ろ翌朝もっと面倒くさくなりかねない。起きたら髪がボサボサゴワゴワになっていて、ヘタすればまた洗わざるを得なかったり、ブローでなんとかするにしても寝癖直しやら何やら使わなければならなかったりという羽目に陥り、そうなると、結果的に風呂での洗髪後の数倍の時間や手間がかかってしまうから、タオルドライだけで終了はやめておいた方が無難。

なので、いくら嫌でも風呂の後のドライヤーは避けがたい。どんなに面倒くさくても、やらなければならない。この先、どんどん気温が上がり、更にドライヤーは鬱陶しくなっていく。夏場なんか髪を乾かしている間にまた汗をかくとか、ふつうにあって、一段と面倒くささが増すことになり、今から憂鬱になる。

因みに、若干矛盾しているように感じられるかもしれないけれど、風呂・シャワーと洗髪は一日一回を死守したいものの、風呂・シャワーや洗髪が好きなわけではない。寧ろ、好きか嫌いかと問われたら嫌いな方。正直、面倒くさいので、できることならどちらも回避したい。しかし、回避するととにかく不快なので、仕方なく毎日、風呂に入るかシャワーを浴びるかして、髪も洗っている。