日本の歌姫

あくまでも超個人的感覚なのだけれど、日本の女性シンガーというか女性ヴォーカリストには、自分の中でけっこうハッキリとしたランクというか序列がある。

ざっくりと敬称略・順不同で書くと、まずなんといってもトップスリーとして不動の三人がてっぺんに絶対王者としてドンっと君臨している。その三人とは、ユーミン中島みゆき竹内まりや

で、まだ想像もしたくないけれど、仮にこの三人が天に召されたらいったいシーンはどうなるんだ? という感じがあるのだけれど、その下には、渡辺美里大黒摩季がいる。

それでも個人的には、この国の女性ヴォーカリスト界の頂点には既に超スペシャルスーパーヴォーカリストとして何もかも超越しているSuperflyがいる。上記の五人は既にレジェンド枠というか別格レベルなので、現状、日本の女性ヴォーカリスト界は越智志帆が制していて、この天下は当分続きそうというか、とくにライバルらしき女性シンガーもいないし、王座は安泰っぽい。

ただ、番外というか、もし活動が順調だったら、と惜しく思わざるを得ないのが、中森明菜。先日、BSプレミアムで過去のコンサートをやっていたけれど、やっぱ上手かった。

あと、浜崎あゆみは確かに「SEASONS」の頃は間違いなく天下人だったし、「Boys & Girls」のビデオを見た時は「この世にこんなにかわいい女の子がおるんかいな」と思った。というか浜崎あゆみの場合、ベストアルバムの『A BEST』なんか今でもふつうに時々聴いている。二十年経とうが、全く色褪せていない。とくに「SEASONS」は未だに好きすぎる。

古いベストアルバムといえば渡辺美里の『She loves you』も今でも現役。こちらはもうそろそろ30年選手がチラついてきて自分の進化のなさに唖然とするけれど、未だに夏の曲というと、真っ先に浮かぶのは「サマータイム ブルース」。あのイントロを聴くと細胞がざわめく。

そして、ちょっと今では、芸能界のメインストリートはもうええわ、という感じがあるけれど、自分の中で浜田麻里は永遠に女王。

ま、単純な話、自分の好きな女性アーティストを並べただけなのだけれど。なので、異論反論は人の数だけありそう。単純に「安室奈美恵は?」とか「宇多田ヒカルは?」とかありそうだし、また「美空ひばりは?」とか「石川さゆりは?」とかもありそう。そのへんに関しては、皆さん歌は超上手いとは思うけれど、安室奈美恵宇多田ヒカルは個人的にそんなに好きじゃないし、美空ひばり石川さゆりなど昭和歌謡や演歌は対象に含まないというだけのこと。