入れるでしょ?

冬の普段着の足元の定番は個人的にノースフェイスのヌプシブーティ。これは本当に暖かいし、履きやすい。ゴツめの見た目に反して意外に動きやすいので車の運転にも全く支障がない。

ただこの靴は、パンツを選ぶ。基本はやはりスキニー。裾をインして履くことがほとんどなので、スキニーがもっともシックリくる。でもこの靴の良いところは、逆に太めのストレートのジーンズなんかで裾を外に出しても何気に違和感はないから侮れない。それでもやはり「細めのパンツで裾はイン」が定番のコーデだろうし、実際そういう着こなしの人が多い。このへんの感覚はエンジニアブーツと同じ感じ。

しかし見た目が良いスキニーでも問題はある。それは、ブーツの中で裾が余ってぐちゃぐちゃになったり、動いているうちに自然にずり上がってきてしまったりすること。そこで問題解消のために、インして履く時は、パンツの裾に靴下を被せるというか、裾を靴下の中に入れて履くことにしている。そうすると、収まりが良い。

それでも、まだ問題はある。というのも、この方法はブーツを脱いだ時の見た目がマヌケすぎて、かなりイケてない。なので人前で靴を脱ぐ時は、ほぼ同時に裾をチャチャと直す必要がある。しかしリスクとリターンを考えたら、パンツの裾は靴下の中に入れて固定してしまったほうがいい。

とはいえ、この履き方はあまり定番ではないのか、このまえ実際にその姿を人に見られた時、「おまへ、そんな風に履いとるの?」と言われて戸惑った。というか自分的には、ブーツをインしている人って多くが見えないところでこうやって履いているとおもっていたので、ふつうに「入れるでしょ?」とこたえたら、「入れるか?」と訊き返されてしまった。