ちょっとどうかと思ったものの

結局、4回目のワクチンを打ってきた。正直、もう打たんでもよくね? とは思ったけれど、大学病院の主治医に訊いた時に「打っておいた方がいい」と言われていたし、ちょっと前に接種券が届いて、その時はまだワクチンが旧作だったので放っておいて、最近新作に切り替わったので、まあ打っとくか、とオンラインで予約して、大規模接種会場で打ってきた。

というか、世間ではなかなか反ワクチンが賑やかなわりに予約の段階で枠はもうけっこう埋まっていたし、当日の会場もけっこう混んでいた。今回は、これまで3回ともたいした副反応はなく、せいぜい打った箇所の痛みと体の怠さくらいだったので、金曜の夜というか夕方の終わり頃の時間に予約して行ってきた。打ったらとっととうちに帰って土日をダラダラ過ごせばいい、という感じ。

で、実際にそんな感じで過ごして、とくに何もなく終わった。熱もいつものように接種当日の夜に37度くらいまでちょっと上がったけれど、それだけ。腕の痛みと体の怠さも想定内。むしろ痛みに関してはこれまででいちばん楽だったかもしれない。前は注射痕付近だけでなく体の節々が痛くなってちょっと動くのも辛かった記憶があるけれど、今回は全くそういうことはなく、打った箇所が痛んで腕を上げたくなくなるくらい(上げられないほどではない)だった。とはいえ、体の怠さは相変わらずほんとうに怠く、動くのが億劫だった。なので土日の二日間はほとんどウトウトしたりダラダラとテレビを観たりして過ごした。そのおかげで、貯まっていた映画などの録画をずいぶん消化できた。それでも全体的な印象として、副反応はこれまでより軽めだった。土曜はほんとうに一日怠かったけれど、日曜はだいぶ楽になっていた。

しかし、正直、ワクチンに関しては、いつまで打たされるのかしらん、とは思う。旅行に行け、イベントやれ、外で飲み食いしろ、イルミネーションが綺麗ですよー、とか世の中を弛ませておいて、恩着せがましく「ワクチン打って今年は帰省しよう」なんて胡散臭いCMまで流しだして、とにかく信用できない。流行っているなら、おとなしくさせとけよ、と。「帰省する前には検査受けて」というアナウンスもおかしい。その結果が陽性だったら中止しろというなら実質的には行動制限かけているのと同じで、もうお上は言っていることとやっていることがめちゃくちゃでイミフ。単に責任を取りたくないだけ。

だいたい、もしも感染しても、たいていはたいしたこともなく終わりそう。しかし、感染して変な後遺症が残るのはできるだけ避けたい。ただでさえ完全な健康体ではないのに、余計なリスクは背負いたくない。というか自分が打った理由は単に主治医に「打っておいた方がいい」と言われたから打っただけで、「べつに打たなくてもいい」と言われたら打たなかった。どのみち医学的なことなどわからないし、10年、20年、30年先の影響なんてわかるはずもない。

とはいえ、接種が有料になったらたぶん打たないけれども。