最初はぜんぜん買う気などなかったトラベラーズノートのブラスクリップだけれど（微妙に高いし）、4月の終わり頃、ロフトへMDクリームのノートリフィルを買いに行った際に店頭で見て一目惚れし、手に入れた。
そしてあれから毎日ノートに挟んで使い続け約四ヶ月、かなりいい感じに真鍮のエイジングが進んできた。
飛行機の方はロゴの方みたいに黒く着色されていないので新品の状態だと、なんかのっぺりしてるなー、という印象で、かなりどちらにするか迷ったのだけれど、真鍮は使っていくうちに変色していくしな、と思い、飛行機の方を買った。
で、その選択は結果的に正解だった。時が経つにつれてクリップ全体がいい感じに変色し、飛行機やメッセージの刻印がいい感じに浮き上がってきた。
因みにこのクリップは、普段は栞代わりに月間ダイアリーの当月のページを一発で開けるように、今なら八月のページの上部に挟んでいる。最初は、けっこうデカいし、邪魔かな？ と思ったけれど、実際に使ってみるとなかなか便利だし、思ったよりも大きさは気にならず、ちょうどいいボリューム感だった。
何よりこのクリップはモノとしての質感が良くて、革によく似合っている。
ところで話はぜんぜん変わるけれど、今更ながらユニクロのエアリズムの凄さを思い知らされた。35度超えの、五分も外を歩けば全身汗だくになってしまうような炎天下で、中にエアリズムを着てその上に色モノのTシャツを着ても、ほとんど色が変わらなかった。もちろんエアリズムはぐっしょりなのだけれど、外に沁みないから凄い。
ほとんど、というのは、リュックとかショルダーバッグのストラップなど、外側から圧する部分があると、そこだけは沁みてしまうから。逆にいうと、ただエアリズムの上から色のついたシャツを着るだけなら、そうとう汗をかいてもまず色は変わらない。どういう理屈なのか知らないけれど、この効果にはびっくりした。これならグレーのシャツでも着られそう。てか部屋着のメッシュのセットアップはパジャマ兼用みたいな感じで着ているので涼しいことは知っていたけど、完全にその実力は舐めてた。
人と「夏は汗かくから色モノのＴシャツは着られんな」という話をしている時に「余裕のあるサイズのシャツなら、エビゾーが宣伝してるユニクロのエアリズムを中に着ればまず沁みないから大丈夫、着られる」と聞いてはいたのだけれど、半信半疑だった。でも、試しに買ってみて、ゆったりめのＴシャツの中に着てみたら効果絶大で驚いた。因みに今、安売りしているので、買い足した。
