熱中症の恐怖
アホみたいに暑い日が続いていて、うんざりする日々。そして暑さで怖いのが熱中症。毎日、塩分チャージ系みたいなタブレットと熱中飴は必ず持ち歩いているのだけれど、熱中症ではこれまでに二度死にかけているので(実際にそうだったのかは不明だけれど体感として生命の危機を感じた)、とにかく怖い。
何回となくいろんなところで誰彼構わず話しまくっているのでここでも書いているかもしれないけれど、一度目は梅雨時の湿度が異常に高かった雨の夜に外を歩いていて初めて罹った。その時は熱中症に対する知識がなかったので、息苦しさを感じるくらい蒸し暑い大雨の中を気分が悪くなったまま帰宅し、本来ならそのまま身体を冷やして寝ればまだよかったのだろうけれど、大汗をかいていたので熱いシャワーを浴びてしまった。そうしたら一気に心臓がバクバクしだして死にそうになり、慌てて出ると裸のままクーラーの効いた部屋で冷たい扇風機の風を浴びながら何か冷たいものを飲みながらぶっ倒れていた。その時は一時間ほど冷風を浴び続けながら蹲っていたら回復した。そして後から、どうやらこの症状が熱中症らしい、と知った。
二度目は、車の運転中に気分が悪くなった。その日はクソ暑い晴れの日の昼頃で八ヶ岳の帰りに諏訪湖の周りで諏訪大社巡りをしていた。で上社から下社への移動中に頭がフラフラしてきて吐き気がしてきた。その感覚が一度目の熱中症と同じ感じだったので、ヤバい、と思い、すぐに運転を代わってもらい、コンビニだったかスーパーだったか沿道にあった店でスポドリを買い、ガブ飲みしながら助手席でシートを倒した。そうして走り続けていくうちに少し楽になり、ちょうど昼時だったので蕎麦屋に入ったのだけれど、流石に食欲がなく、自分はジュースだけを頼んで飲み、健康な相方はそばの定食みたいなものを注文した。で、その定食の天ぷらか何かについてきた塩を舐めたらいい感じだったので、お店の人に事情を説明して塩を余分に出してもらってずっと舐めていた。
食後、だいぶ気分が良くなってきたので下社の二社を回ったのだけれど、そのうちにまた車の中で気分の悪さがぶり返してきて(運転は代わってもらったままだった)、高速に乗ってからも変わらずで、「次にPAあったらちょっと寝るから止まって」と言い、「大丈夫?」と訊く相手に「大丈夫だけど、車が動いているとなんか気分悪いから、止まっている状態でちょっとしっかり寝るわ」みたいにこたえ、そのまま次に現れたPAで車を停めてスポドリを飲みながらシートを倒して寝た。そうしたらそのうちに回復し、さすがに腹が空いていたので車を降り、フードコートみたいなところで確か冷たいうどんを食べた。で、周りも空いていたので冷たい飲み物を飲みながらしばらく涼しいテーブルで突っ伏していた。結局、そのPAには二時間近くいた気がする。
こういう怖い思いを二回経験しているので、熱中症に対する警戒感は人並み以上。そして熱中症の原因はもちろん直射日光や高温もあるだろうけれど一番の敵は湿度だと思う。自分の場合、とにかく本気で湿度に弱いっぽい。
因みに自分は経験上(ヤバいな)という感覚がわかるので、熱中症になりかけるととにかくすべての活動を停止する。で、今は涼しい場所で体を冷やしながらスポドリでデパスを飲んで横になる(死にかけた二回の頃はまだデパスは飲んでいなかった)のだけれど、人によってはこのデパスがまずいことを最近経験した。友達がどうもなりかけたぽかったので、体冷やしてコレ飲んで寝ろ、と渡して飲ませたら、普段飲んでないからか強烈に効いてしまったらしく、軽くラリってしまった。自分は肩こりの酷い時や眠れない夜にしょっちゅう飲んでいるので、熱中症になりかけた時に飲むと心臓のバクバク感が収まりまったりとした気分になれてかなり有効だと思っているのだけれど、どうやらデパスに関しては個人差があるらしい。なので、安易にはもう勧めない。