海や川やプールに行く時は必ずウォーターシューズを履く。ぶっちゃけプールはどっちでもいいのだけれど、プールサイドを裸足で歩くと熱いし、まあ履いていた方がいい。
初めてその存在を知ったのは、二、三回目のワイハへ行った時。確かワードセンターかワードウェアハウスの中かどこかの小さな靴屋かサーフショップみたいな店でショッキングピンクの派手なシューズを見かけ、「なんだこれ?」と見ていると「海やプールで履くもので水陸両用だ」と店の人に教えられ、「こんなもんがあるんだな」と思いながら買った。高いものではなく、すごく安かった記憶がある。というか「水陸両用」という言葉の格好いい響きに惹かれた。
で、それからしばらくして、サイパンへ行くことになり、ガイドブック等に「マリンシューズが必須」とあったので、「ちゃんと持ってるし」と思いながらいざ用意しようとしたら、いつのまにかそのシューズが行方不明になってしまっていて(おそらくどこかで忘れてきた)、仕方ないので国内のオーソリティかどこかで二代目を買った。これは先代のノーブランドと違いアディダスで、今でも現役。というかそんなにしょっちゅう履くものではないし、今更足のサイズも変わらないし、壊れる要因がとくになく(スニーカーみたいに加水分解もしない)、やはり失くすまではこの先もずっと履くと思う。
とにかく、一度ウォーターシューズを履いて水の中に入ることを経験したら、その便利さ故に手放せなくなると思う。格好つけるとかではなく、海や川の岩場でもガンガン歩けるし、足の裏を何かで切ったりとか、そういう心配から解放されるので、かなりのストレス軽減になる。もちろんそのままプールに入っても怒られない。
また、たとえば単純に、何せ水陸両用なので、ホテルでプールに行く時とか、部屋を出てから帰ってくるまでずっと履きっぱでいられるし、お店にもそのまま立ち寄れるし、いいこと尽くし。
寧ろ履かない理由がない。
しかし梅雨が明けた途端、夏がアホみたいにフルスロットルで爆走し始めやがって、もうマジでキツい。外に出て数分で汗だくとか、まさに灼熱地獄。最高気温だけ見れば沖縄が避暑地とかふざけてる。
ただ、救いがあるとしたら、暑さってお盆を過ぎると若干和らぐので、梅雨明けがここまで遅れると、例年より夏が短そうなこと。とはいえまだ9月の彼岸までの一ヶ月半くらいは暑いだろうけれど。
つか夏の間、北海道のオホーツク沿岸に別荘を持ってプチ移住したい。もうこの国で涼しいのは多分その辺しかなさそう。稚内や根室に住みたい。