いまいち浸透していないっぽいもの

日本って基本的に欧米のメシに関しては結構あっけなく受け入れ、そのまま定番化していくものが多いと思うのだけれど、中にはなかなか浸透しないというか、知っていてもメニューとして溶け込んでいない気のする食べ物が、パッと思いつくだけでも三つほどある。もちろん、全く日本で食べられていないわけではなく、売っていることは売っているけれど、外国では超メジャー級のメニューなのに日本ではいまいちメジャーになりきれない食べ物たち。
それは。

オートミール
マカロニチーズ。
フィッシュ&チップス。

オートミールはそのへんのスーパーでも売り場の棚の隅の方で肩身を狭そうにしながらもあったりするし、マカロニチーズはコストコででかいサイズの箱で売っているし、フィッシュ&チップスなんて要は魚フライとフライドポテト。なのになぜかこれらはいまいち日本の食卓に浸透していない気がする。というかこの三つのメニューは共通点として、見た目があまりスタイリッシュではない、ということがあるかもしれない。とくにオートミールなんてドロドロだから、知らなかったらちょっと手が出しにくいかもしれない。でもマカロニチーズなんてシンプルなグラタンみたいなもんだし、フィッシュ&チップスなんて魚フライとフライドポテトが一緒に盛られているだけなのだから、それぞれ単品としては充分に既に市民権を獲得している。

もちろん、日本でも食べようと思えばどれも食べられる。一部の外食の店ではメニューとしてもある。ただ、ハンバーガーとかピザとかフライドポテトとかフライドチキンとか、そのへんと比べるとぜんぜん太刀打ちできていない。

因みに自分の好みとしては、どれも好き。だからもっと日本でも一般的になってもらいたいものだ、と思う。とはいえオートミールはともかく、マカロニチーズとフィッシュ&チップスはカロリー的にちょっと恐ろしいものがあるかもしれないけれども。