桃屋丼

別に正式名称ではないし、個人的に勝手にそう呼んでいるだけなのだけれど、「桃屋丼」という丼がかなりお気に入り。それは料理とも呼べないレベルのシンプルな丼というか、厳密には丼は使わず普通の茶碗で食べるので「桃屋飯」かもしれないけれど、オン・ザ・ライスするので便宜上「丼」と言っている。ま、どのみちたいしたメニューではない。ただ単に白いメシに桃屋の或る商品をどさっと載せるだけ。

その桃屋の商品とは「穂先メンマ やわらぎ(辣油味)」と「辛そうで辛くない少し辛いラー油」。

www.momoya.co.jp

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これらのうちどちらかひとつを載せてもいいけど、ハーフ&ハーフで一緒に載せてもいい。自分はたいていハーフハーフ。はっきり言って、この桃屋丼さえあればおかずはいらない。これ一杯でワシワシ喰える。ハーフハーフの場合は、交互に食べてもいいし、いっそ混ぜても案外イケる。

といいつつ、ふだんは緩く糖質制限しているので、米を食うのは月に数回程度で、そんなにしょっちゅうは食べないのだけれど。ただ、かなりクセになる味なので、一回食べると、しばらくの間は我慢するのが大変。ま、このあたりの苦悶は、糖質制限している者にとっては、パスタとかパンとか他の炭水化物を食った後でも似たようなものだけれども。炭水化物って我慢している時はあんがい我慢できるものだけれど、一回口にしてしまうと禁断症状が出て暫くキツい。そしてここで我慢できずに制限を緩和してしまうとリバウンドまっしぐらとなる。

それはともかく、桃屋丼の場合は、たぶん白いご飯とラー油の組み合わせが麻薬的なのだと思う。もちろん、断るまでもなく、辛いものやラー油が苦手な人にはオススメしない。どちらもけっこう辛いので、ダメな人はダメだと思う。

いずれにしても桃屋丼は、なんといっても相当安上がりなのに美味いので、メシをガッツリ食いたい時や金はないけど腹いっぱい何か食べたい時には、かなりオススメの丼。炊き立ての白いご飯(別に炊き立てじゃなくても温かければいいけど)と瓶詰二個で至福の丼ができる。あと、桃屋のサイトに載っているけれど、ラー油の卵かけご飯は、嘘偽りなく絶品。